ワインの絞り粕(パミス)には大きな可能性がある。
フジパミスでは、多くのワイナリーから排出されるワインの絞り粕(パミス)を、ペースト状に加工する技術を研究・開発しました。
例えば、ワインの搾りかす。
伐採された森の中に残された樹。
野菜料理の時に出る
野菜の根っこや皮の部分。
それらはそのまま捨ててしまうのでなく、
もう一度利用して、新しいものへと
かわることができたら、
そこには新たしくみが
生まれてくるのです。
ワインペーストは、
ぶどうの搾りかすパミスから生まれました。
まだまだぶどうとしての力が
みなぎっているパミスに、
人の力を少しだけ加え、
再び輝き出すのです。
ワインパミス
Wine Pomace
お知らせ
2023年1月1日 ホームページリニューアル
設立の趣旨
ワイナリーから軽トラに載せられた葡萄の搾り粕が、無残に畑に捨てられた場面に遭遇した。
しかし、一面芳醇な香りが漂っている。その香りは、なんとも言えない幸せと喜びの真諦を与えてくれた。
極上の香りを発するこの粕がゴミであって良いはずがない。その粕を、その香りを無駄に消失すべきでないと思った瞬間、自然にワイン粕(パミス)を手に持っていた。
このパミスを新しい食品として再生できないか、この風雅な香りを食卓で団欒しながら皆で分かち合いたいとの思いで研究に没頭した。
ソース、ドレッシング、スイーツなどの研究開発に取り組んだ。そして特許も二件取れたが15年の歳月が流れていた。
レシピは100を優に超え、プロモーションにも多くの時間と費用をかけたが市場の開発には至らなかった。
山梨県は、日本一のワインの名産地である。この山梨県から葡萄のワイン粕を地場産業として起こし、速やかに全国ワイン生産県に普及滲透させたい。
改めて、我々は、国際的なムーブメントとなっているSDGs、サスティナブルの社会の実現にマッチした食品再生産に向けた一層の技術革新を進め地球環境の改善と人類の食文化の発展に努めたい。
この志に燃えた技術者・化学者が集い、ひとり一人が創造性のある製品を世に出せる働きのある職場でありたいと願っている。
現在、葡萄の粕は産業廃棄物に指定されている。ワイナリーは産業廃棄物取扱業者に代金を払って引き取って貰っている。
ここに、我々は先ず、ワイナリーが廃棄するこの粕→パミスを原料としてワインフードを生産する新会社を設立するものである。
ワインフーヅ
残された絞りかすをポマースと呼び、ワイン王国山梨では年間赤で3000t処分、畑へと返されます。世界中のワイナリーも同じ。
当社は、再生加工、保存、用途にて特許を取得。ワイン酒類のフードロス、食品再生技術を確立します。