ワイン麹の集荷(共通工程)
ワイン王国山梨は、200年のワイン醸造の歴史。
その歴史の分だけ、多くのワインの皮が畑へとかえされて来ました。現在、ワインの絞りかすは廃棄物に指定され、その歴史から、少しづつ変わる事を求められています。
適切に処理する事は、世界基準。さらに地域資源に新たな負担が求められる事にも成ります。そして、ワイナリーを始め、地域の事業者が連携し、問題を越えて、新たなワイン醸造の歴史に進みます。
抽出事業
アルコール抽出事業
ワイン醸造時に形成される、エタノール(EtOH)で、さらに蒸留することで食品、医薬品、燃料等に利用出来る。
【テスト抽出の結果】
・試験結果絞りかす1.5kgに対し250ml、 alc19度が取れた。
・純アルコールは年一万tから1/30、330tが理論数値となる
【バイオマスエネルギー提供】
・木質パイオマス燃料の効率化
・他産地との連携、支援
シードオイル抽出事業
ワイン醸造時に排出される副産物は、皮・実・種・梗・エタノールなどが有ります。
そのうち、皮・実はペースト化の上、食品等に、梗は飼料に、種はオイル抽出に利用できます。
今回のテスト抽出の結果試験結果絞り粕100gに対し7gのオイルが取れた。
・理論値では、ベリーA残さ3000t、種は30%1000t
・他オイル溶剤抽出10%100tが可能